みなさん、こんにちは。おっくんの政治ブログです。
本日は、入管施設で命を落とされたスリランカ女性のウィシュマさんについて
話していこう思います。
今回の問題は日本が海外から受け入れる難民の問題に
大きく直結する本質的な問題が浮き彫りになった非常に痛ましい事件です。
また、信じられない入管庁の対応があり大きな話題を読んでいます。
この問題を風化させない為にも、是非最後まで見て頂き
正しい情報を見て頂けたらと思います。
概要
2017年6月 ウィシュマさん入国
⇓
2018年6月 日本学校除籍
⇓
2020年8月 不法残留で逮捕
⇓
2020年12月 支援団体との複数回にわたる面会
⇓
2021年1月 体調不良を訴える
⇓
2021年6月 救急搬送されるも搬送先で死亡
⇓
2021年8月 遺族へ入管映像開示
以上のような流れが大きな流れになります。
元々、語学学校に通っていましたが、親からの仕送りが途絶え
除籍となります。その頃からある男性と付き合うようになっていました。
しかし、その男性は非常にDV気質が強く、また暴力的だった為、
通常の生活を送れない状況であったと言われています。
その状況から逃れる為、ウィシュマさんは警察に逃げ込み
不法残留として一旦逮捕され入管施設へ入る事となります。
日本ではもちろん、滞在資格の無い方は外国人は日本で生活が送れないので、
日本での生活資格が得られる、又は帰国するまでの間は、この入管施設にて
生活をしなければなりません。
この施設自体は基本的には一時的に在籍する為の施設であるのです。
信じられない入管施設の対応
ここで生活するウィシュマさんの生活は信じられないものでした。
2021年1月 頃から体調を不良を訴え始めます。
消化器系の症状を訴えたり、吐き気や逆流性食道炎など
目に見えてわかる症状が出始めていたのにも関わらず
処置はおろか、まともな生活すらできていなかったのです。
度重なる症状の訴えに対しても、一切応じる事はなく
そのような訴えは無かったと、しらを切り入管側は”詐病”と扱っていた。
ぐったりと倒れたまま立てないウィシュマさんを見て、入管施設の人間は
笑っていたと言い、人間の扱いではない対応を続けていたのだ。
同じ日本人として、本当に恥ずかし限りである。
日本では、度々こういった入管施設での問題は発生してしまっているのです。
早急に改善と再発防止策を徹底し、厳正な処分を下す必要があるのです。
そして、遺族の方々にもきちんとした対応をする必要がある。
その中で、あえて今回のウィシュマさんの死亡の原因を探っていくと、
大きく2つの原因があると考えられます。
①支援団体の過剰な圧力
そして、ウィシュマさんに限って言うと、当時は帰国を望んでいたと言われています。
警察にもその旨を伝えていました。
しかし、入管施設に入るとある団体が近寄ってきます。
それが、「start」という支援団体です。※支援団体start
そしてこの支援団体がウィシュマさんへ何度か面談を重ねるにつれて
残留を希望するようになります。
この支援団体というのは、日本の難民受け入れ数を増やすことを
目的とした団体なのです。活動自体はよ良いのですが、問題なのは
外国人への過剰な圧力なのです。
難民数を増やすことを目的としているのですが、ウィシュマさんのように
帰国を望む外国人も過剰な圧力で在留を希望するように働きかけるのです。
結果、ウィシュマさんも残留希望に変わってしまうのです。
そして、体調不良となってもウィシュマさんへ圧力は止むことなく、
体調不良を訴える事で入管施設から出て、在留資格を得られると働きかけるのです。
この支援団体の目的は外国人の救済ではなく、
とにかく日本に在留日本人を増やすことでしかないのです。
強制送還する仕組みが無い
そしてもう一つの問題は、強制送還する仕組みがない事です。
これが、根本的な問題かもしれません。
まず、日本では移民を受け入れる体制はありますが
移民申請を断り、強制送還をする仕組みが機能していないのです。
日本の人口の約1.5%程度が外国人であると言われています。
しかし、多くの外国人が日本での安全な生活を求めて、
日本に移住を試みています。
中には自国を追いやられ、命の危険があるケースも多い為、
日本でも多くの移民を受け入れています。
しかし、日本で生活をしたいと言う理由で訪日する移民希望者も
決して少なくありません。
しかし、そのような移民希望者を日本は断り、強制送還する方法が無い為、
日本に移民希望者が入管施設に溢れ、入管施設への滞在が長期化すしているのです。
現に、入管施設は長期化する外国人入管で疲弊している現状があるのです。
こういった根本的な現状を打破しない限り、
第二のウィシュマさんを生んでしまうのではないかと感じてしまいます。
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