皆様こんにちは。
おっくんの政治ブログでございます。
今回は東京都議会議員の木下富美子氏の現状についてお記しします!
動画にしておりますのでこちらもご覧下さい。
今話題の木下富美子議員ですが、都民がいくら辞めろと言っても辞めないのはなぜなのでしょうか?
彼女のやってしまったことは犯罪ですが、自身にはその自覚がないようです。
まずは彼女の人物像から解説していきます。
木下富美子氏とは?
彼女は博報堂の社員から政治家へ転身し、2017年より東京都議会議員を務めています。
所属は都民ファーストの会で、当時の党首である小池百合子氏から熱烈な支援を受けておりました。
2021年、今年の都議会選挙においても小池氏をはじめとする党員の方々のバックアップの下、千代田区にて2回目の当選を果たしました。
彼女自身、シングルマザーで精力的に働く女性だったと以前は評判でした。
性格としては生真面目な部分もあったのではないかと推察されます。
しかし、そんな彼女の政治家人生を大きく揺るがす事故を自ら引き起こしてしまいます。
彼女が起こした事故とその後の対応
今回の都議会議員選挙が行われている最中に、なんと彼女は無免許運転を行い、事故を起こしたのです!
免許停止となっていながら、自ら選挙カーを運転し、街を回っていたという話も有名かと思います。
この問題は、彼女の議員人生に一つの汚点を付けたと言えるでしょうか?いいえ、そんなに可愛いものではありません。
なんと木下氏はこれまでに無免許運転を6回行っていた過去が明らかになったのです!
さらに、免許停止となった回数は4回あるというのです!
考えられますでしょうか?
家族や友人を全て当たっても、4回免許停止を経験している人はいないのではないでしょうか?
車に乗ると性格が変わるような、日常的にあおり運転のような事をしていたのではないかと想像してしまいます。
そんな破天荒な木下氏ですが、当然都議会から辞職決議案が提出され、2度可決に至りました。
しかし、3ヶ月もの間雲隠れをし、説明責任及び議員辞職をされませんでした。
ようやくメディアに現れたのは今月11月です。
誰しもがメディアに出てきた理由は、議員辞職を正式に発表するものだと思っておりました。
しかし、彼女は「議員を続けて欲しい、また、力を貸して欲しいと言ってくださる方々がいるため辞めることは出来ない」と極めてイレギュラーな発言をされました。
本当に責任というものを感じているのであれば、議員として都議会へ居座るのではなく、辞職を決断し、全て真っさらになった状態で改めて一から頑張っていくという行動を取るのがあるべき姿ではないでしょうか?
自ら辞職をしないという決断を下した木下氏ですが、強制的に辞職させることは出来ないでしょうか?
結論辞めさせることは出来ないのです!
木下氏を辞職させられない理由
彼女を強制的に辞職させることが出来ない理由は3つございます。
逆に下記の3つのいずれかに彼女が当てはまれば、辞職させることが可能となります。
・実刑判決を受ける
・議会の秩序を著しく乱す
・リコール
1点づつ簡単に解説します。
実刑判決を受ける
木下氏は今回の無免許運転による事故で警察より書類送検されております。
何か事件を起こしたということではないのでいわゆる“実刑”は受けることはないのです。
書類送検のみの場合、当事者を議員辞職に追い込むことは出来ないです。
今回の一件によって、この法律も見直しを検討するべきではないかと個人的に思います。
議会の秩序を著しく乱す
実は都議会では議会内の秩序を大きく乱すような議員は辞職させることが出来るのです!
議会内の悪質な行為の大きさによっては、強制的に除名処分になるケースも考えられます。
しかし、今回の木下議員の一件は議会外で起きた事故のため、この対象とはならないのです。
つまり、2点目にも当てはまらないわけです。
リコール
最後はリコールです。
つまり、適していない議員を住民投票によって辞めさせるということです。
実際、木下議員の現状のお膝元である板橋区の住民の約1/3の署名が集まれば、リコールに関する住民投票を行うことが出来るのです。
住民投票にて、過半数以上の賛成が得られれば対象の議員を辞職させることが可能となります。
しかし、今回の場合木下議員は議員就任から僅か4ヶ月です。
この住民投票は就任1年以上が経過しなければ行うことが出来ないのです。
つまり少なくとも2021年にリコールが実現することは無いのです。
リコールの条件が就任1年以上経過という点も、今後変更していくよう動くべきだと我々は強く思います。
このような理由から、他人が彼女を辞職させることが出来ないため、本人自身に辞職を決断して頂くしか無いのです!
彼女は向こう一年近く都民の税金を吸い取っていくこととなるのです。
木下氏は本当に体調を崩していたのか?
木下氏は、公の場に現れた際のインタビューで、「眠れない日々が続き、病院で診断書を頂き、薬を処方していただいております」と発言されておりました。
確かに顔は若干やつれているように見えましたが、体型は依然と至って変わっておらず、服装に関してはオシャレすらしていましたね。
彼女は果たして本当に精神疾患関連の病名の診断書をもらっているのでしょうか?
恐らくうつ病や適応障害といった病名をもらったのでしょうが、そもそも診断書は医療機関で3,000円ほど支払えば容易に取得できるのです。
彼女に関しては医師などの人脈も豊富でしょうから、より簡単に診断書の取得ができるかと思います。
そのため、診断書を本当にもらっているかという指摘はあまり意味が無いでしょう。
診断書の取得は極めて容易であるという認識をして頂くことが重要です。
恐らくですが、彼女は疾患を抱えていないというのが事実であると思います。
むしろ彼女はメンタルが強いと言えるのでは無いでしょうか?
木下氏のお金への執着
ここまで辞職をしようとしない木下氏が持っているのはお金への執着では無いでしょうか?
都議会を欠席していた数ヶ月の歳費はNPO法人へ寄付、そして政務活動費に関しては受け取らないといった対応を決めたと仰っておりましたが、果たして本当でしょうか?
この件に関しては真相不明ですが、ここまで世間の信頼を落としてでも議員の立場に執着しているのはお金への執着が異常に強いからだと言えるのでは無いでしょうか?
すぐにはリコールが出来ないとはいえ、8ヶ月後にはリコールが可能となります。
そうなってくると、約8ヶ月後には辞職が決まるわけです。
8ヶ月の給料欲しいがために、ここまで辞職を決断出来ない彼女の考えは到底我々には理解出来ませんね。
小池都知事の責任
ここまで問題のある彼女を都民ファーストの会代表として全面的にバックアップしてきたのは都知事の小池百合子氏です。
生産責任が問われる中で、小池百合子氏は責任を感じているのでしょうか?
彼女は11月初旬より、例によって過労による入院と称して、都政を行なっておりません。
木下議員の問題が再浮上してきたこの時期に、彼女が休みに入っているのは疑わざるを得ませんね。
毎日あれだけコロナの感染者を発表するのに表へ立ってきた小池氏が、雲隠れをするのは何か“自分に対して不利なこと”があるときに他なりません!
彼女のブランディング主義には脱帽しますね。
小池都知事は、この問題に対して責任を取るということは無さそうですね。
突如辞職を発表
上記の記事を公開しようとした矢先の11月22日、木下富美子議員が辞職を発表しました!
やはり、決断せざるを得なかったのでしょう。
ただ、彼女の会見での被害者意識は呆れるばかりでしたね。
都議会議員としての職務を全うすることが出来ない状況にあると現状の思いを吐露しておりましたが、その状況を作ったのは自分自身であることを彼女は分かっていないのでしょうか?
同席していた弁護士も、目もあてられないほど酷い人間でした。
議会に彼女が出席すると他の議員がボイコットのスタンスをとる事実を“いじめ”だと表現したのです。
なぜ犯罪者の弁護人が自らを棚に上げて他者を批判できるのでしょうか?
いじめ?ふざけるのもいい加減にして欲しいものです。
自らが犯罪を犯し、辞職を決断しない中で、都議会議員全会一致で彼女の辞職決議に賛成している状況で尚、辞職を選択しなかったという事実が間違っていると思わないその感覚が不思議でなりません。
まさにブーメランですね。
ここまで自分に甘く、他人に厳しい人間は見たことがありません!
今回、辞職を決断した背景には小池都知事の助言があったようですが、やはり小池氏も自らの生産責任を問われないようにするために必死に説得したのでしょう。
二人の密会を想像しただけで吐き気がしてきますね。
自分のことしか考えない自分ファーストの議員が他にも都議会に蔓延っていないことを願うばかりです。
今回は以上となります。
最後までご覧頂きましてありがとうございました!
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