皆様こんにちは。
おっくんの政治ブログでございます。
今回は女子テニスプレイヤーの彭帥(ほうすい)氏監禁の件についてお記しします!
動画にしておりますのでこちらもご覧下さい。
中国共産党の元副首相を務めていた張高麗氏との不倫を暴露したことで、中国共産党に隔離されているとされる彭帥氏ですが、彼女のインタビュー動画が話題になりました。
今回はその件について記していこうと思います。
彭帥氏のインタビュー動画
12月20日、シンガポールメディアが彭帥氏を偶然捉えたとされる映像を公開しました。
この動画は世界で話題になりましたね。
この映像の不自然さを今一度ご覧下さい。下記動画0:40あたりからになります。
いかがだったでしょうか?
明らかに台本があるような話し方ですよね、、、
彭帥氏の表情を見ても、誰もが嘘であることを見抜けるのではないかと思います。
インタビューの中で、性的暴行を受けた事実や中国共産党に監視されているという事実は一切無いと断言しておりました。
彼女は中国版Twitterのweiboで不倫や性的関係の強要などを赤裸々に綴っていました。
このつぶやきについては一切話すことをしないのも不自然ですね。
特に最後の質問は想定をしていなかったのでしょうか。
明らかに焦りが見えました。
「自宅で何をしているか、友達と会うことはあるのか」
そういった簡単な質問にも回答を躊躇しておりました。
中国政府の用意した”設定”にその質問の回答例が無かったからだと考察できます。
最後の質問に答えるシーンは、彼女の表情が強張っており、強いプレッシャーの中にいることがよくわかります。
今回のインタビューは中国政府が主導したもので間違い無いでしょう。
WTAとIOCの見解は?
このインタビューなどを見て、世界女子テニス協会のWTAはどのような見解を示しているのでしょうか。
WTAの声明はこちらです。
「このように姿を現しても、彼女の幸福や、彼女が検閲や抑圧なくコミュニケーションを取れることに関するWTAの重大な懸念を軽減せず、解消もしない。検閲なしで完全で公正な透明性のある調査を求める。」
このWTAの声明は素晴らしいですね。我々も強く共感します。
彼女の本当の無事を証明するようなものをいち早く出してほしいと思います。
一方でIOC(国際オリンピック委員会)の見解はいかがでしょうか。
IOCはWTAと真逆の声明を主張しているのです。
単刀直入に言うとIOCという組織は中国共産党とグルです。
IOCのバッハ会長が彭帥氏とビデオ通話をし、彼女の無事を確認したと言うのです。
彭帥氏が自由の身にあるということをしっかりと確認もせず、公に彼女は無事であると発言した事実 を聞くと穏やかではいられません。
そもそもIOCはオリンピックにて各国に選手団ボイコットされるのを最も恐れています。
彭帥氏を監禁している中国とオリンピックを問題なく進めたいIOCは、まさに考えが一致しているのです。
そのような背景からIOCは、嘘で塗り固めた発言を繰り返しているわけです。
本件に関して、IOCの主張することは全て真実では無いということを肝に命じておいていただきたいと思います。
中国の情報規制
世界からこれだけ彭帥氏の無事を確認したい旨を主張しても、実態が分からない中国ですが、実際にはどのレベルで情報規制を行なっているのでしょうか?
我々の友人で、中国にて仕事をしている人間がいます。
先日彼に電話で彭帥氏の件について尋ねてみました。
すると、中国国内では彭帥氏の件についてメディアなどで取り上げられることはほとんど無く、追求される姿勢は一切無いようなのです。
それに対して、中国国内で中国政府への不満の声は無いのか聞いてみました。
すると、「この電話も盗聴されている可能性がある。だから政府を非難するようなことは一切出来ない」と返答したのです。
それを聞いて、流石にそれ以上追求することが出来ませんでした。
民間企業であっても役職者の訪中は、中国共産党から全ての発言を盗聴されているといっても過言では無いそうです。
改めて恐ろしい国ですね。
開催が迫っている北京五輪
いよいよ2月に迫っている北京冬季五輪ですが、中国はこのようなキャッチフレーズを掲げています。
“One World, One Dream”
これは人類が共通の夢に向けて助け合う理想郷をイメージさせる表現を意味しています。
これはギャグでしょうか?(笑)
人権弾圧を平気で行い、都合の悪いことはひた隠しにしてきた国が、このような表現をキャッチフレーズに掲げるというのは世界をバカにしているとしか思えません!
このような危険な国で、世界のお祭りであるオリンピックが行われるのは、是非今回限りにしてほしいと思います。
新めて皆さんには、彭帥氏が無事であるという報道は全てフェイクニュースであるとの認識をしていただきたいと思います。
彭帥氏が中国共産党の監視下からいち早く逃れることを我々は強く願っております。
今回は以上となります。
最後までご覧頂きましてありがとうございました!
コメント